大崎ビオトープ~3月中~ ニホンアカガエルのオタマジャクシ救出作戦

更新日:2025.03.22

瑠璃の水辺 編集部

瑠璃の水辺 編集部

小雨が続いています。数週間前には卵の中に入っていた黒い粒が、徐々に長細い形となり、
頭と尻尾が出てきてオタマジャクシらしい形になった子達も見られるようになりました。
まだ生まれていない卵もまだたくさんあります。
この日は長崎県環境自然課から、大崎ビオトープの現地確認にいらっしゃいました。

そんな中、ある状況から急遽オタマジャクシ救出作戦に変更!
その奮闘記録をどうぞご覧下さい。

<大崎ビオトープ ワークショップメンバー募集>
大崎ビオトープの環境整備活動を一緒にしませんか?
多くの方と環境整備の体験を共有し、生物多様性や生き物の生態を一緒に学びたいと思います。
月一ペースでやっていますのでご興味ある方は、当ウエブサイト「お問い合わせ」へご連絡ください。

現在、大崎ビオトープの記録映像を制作中!乞うご期待

この日は助成金をいただいてる長崎県環境自然課の担当様による事業の進捗と現地の確認の日。
中央のスーツ着ているのが中ちゃん博士(地域の中学校卒業式の帰りでこんな格好しています(^^;))両隣のお二人が長崎県自然環境課の方々。
水が少ない場所にも卵塊を数カ所見かけました。雨が止むとそのうち水がなくなる危険があります。
急遽、卵塊を水がたまっている場所に動かすことに。これからオタマジャクシになろうと卵がいっぱい。黒いつぶつぶがそれです。
県の職員さんもオタマジャクシ救出に紛糾!生き物を大切にする気持ちはみな同じです(*^_^*)
ゆっくりと水の中に卵を浮かべます。
翌日も雨の中オタマジャクシを救出する中ちゃん博士
生まれたばかりのオタマジャクシ。この池で元気に育ってね。

補足:大崎ビオトープとは
長崎県自然環境課の「緑といきものの賑わい事業」の助成金をいただき活動しています。
目的は長崎県で絶滅危惧種Ⅱ類と公表されているニホンアカガエルが卵を産む湿地帯を整備して
その種を守ると共に、それ以外の多くの生物が豊かな自然の中で生息するための環境を作ります。