瑠璃の水辺 編集部
パラリンピック銀メダリスト 上原大祐さん来訪
更新日:2024.01.29
今後瑠璃の水辺が取り組んでいく“インクルーシブ”な場所づくり。
インクルーシブとは平たく言うと“全てを包みこむ”こと。
色んな立場や価値観を持つ人々が心地よく過ごすことができるためには?
今回はその第一歩として、長崎国際大学観光学科の森尾准教授からのご紹介で
パラリンピック アイスホッケー銀メダリストの上原 大祐さんに訪問いただき
大崎半島の視察と意見交換会を行いました。
“お金をかけずにできるバリアフリーもたくさんある”
“真のバリアフリーは選択肢を増やすこと。”
”新しい選択肢は全ての人にとって喜ばしいことも多い”
“色んな立場の人を取り込むことはビジネスをうむ”
“盛り上げのコツは参加する人・見る人・支える人の3点構造”
次々と飛び出るキーワードと共にバスルームの鏡やタオルの設置位置の高さ、
仮設トイレのスロープの作りなど・・・あるあるNG事例を
“僕を呼んでくれたら教えたのに~”とユーモアたっぷり話してくださる上原さん。
選手としてトリノ、バンクーバー、ピョンヤン大会に出場され、
現在は商品開発やパラスポーツの推進、地域との連携など多岐に渡り活動されており
経験に基づき論理的にお話ししてくださいました。
“経験値は経験地” と実際に出向いた先で体験されたことを大切にされる上原さんの熱量と
活力溢れる声を直に聴き、鼓舞された参加者。
川棚町波戸町長も、バリアフリーに前向きに取り組みたいと語られていました。
瑠璃の水辺でもできることから・・・◎
ライター/emi